マイホーム購入を考えたとき、「新築は高いし、立地も限られる…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな中、注目されているのが、「中古マンションを購入してリノベーションする」という選択肢です。自分らしい空間を実現できるだけでなく、予算を抑えながら理想の住まいを叶えられるという点で、今ますます人気が高まっています。
今回は、リノベーションに最適な中古マンションの選び方をご紹介します。
■中古マンションを買ってリノベーションするメリット
中古マンションを購入してリノベーションする最大のメリットは、コストパフォーマンスの良さです。新築に比べて物件価格が安く、その分の予算を内装や設備のグレードアップに回すことができます。
また、立地の選択肢が広がるのも中古物件の魅力。すでに生活インフラが整っているエリアで、自分好みの住空間を手に入れることが可能です。さらに、間取りを自由に変更できるのも大きな利点。家族構成やライフスタイルに合わせて、自分たちにぴったりの空間をつくることができます。
■リノベーションに向いている築年数とは?
中古マンションを選ぶ際に気になるのが「築年数」です。
一般的には築20〜30年ほどのマンションが、価格とリノベーションの自由度のバランスが良いとされています。
このくらいの築年数であれば、建物の構造はまだしっかりしていて、リノベーションのベースとして十分に活用できます。
注意したいのは「新耐震基準」に適合しているかどうか。1981年以降に建築確認を受けた建物は新耐震基準に基づいており、耐震性が高いとされています。購入時には、建築年月日を確認しておきましょう。
■構造と管理状態もチェック
リノベーションの自由度を左右するのが、建物の構造です。
中古マンションには大きく分けて「ラーメン構造」と「壁式構造」がありますが、間取り変更がしやすいのはラーメン構造の物件です。
また、マンション全体の管理状態も重要なチェックポイント。共用部の清掃が行き届いているか、長期修繕計画があるかなど、住んだ後の快適さに直結するため、事前にしっかり確認しましょう。
■リノベーション費用の目安
リノベーションの費用は、内容によって大きく異なりますが、フルリノベーションの場合は一般的に1平米あたり10〜15万円が目安と言われています。
60平米程度のマンションであれば、600〜900万円ほどが予算の目安となるでしょう。
物件価格と合わせて、全体でどのくらいの費用がかかるのかを把握し、資金計画を立てておくことが大切です。
■まとめ:理想の住まいは中古マンション+リノベで叶える!
中古マンションをリノベーションすることで、自分らしい理想の住まいを手に入れることができます。築年数や構造、管理状況などをしっかりチェックして選べば、快適で長く住み続けられる住空間を実現できます。
新築にこだわらず、柔軟な視点で住まい探しをすることが、理想の暮らしへの近道かもしれません。
理想の住まいづくりに、中古マンション×リノベーションという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。