コロナ渦によって家に求めるニーズが変わってきており、アパートやマンションのリノベーションを検討中の方も多いのではないでしょうか。生活スタイルが大きく変わったことで「充実した在宅時間を過ごせる家」が求められてきています。
上手くリノベーションを実施すれば、物件の入居率や家賃アップが期待できるでしょう。ここでは、コロナ渦でのリノベーションニーズや実施したほうが良い理由について解説します。
■コロナ渦でリノベーションニーズは高まっている
店舗集客やマーティング戦略情報に特化したWebメディア「キャククル」を運営する全研本社株式会社のコロナ渦でのリフォーム検討者に対するアンケート調査によると、リフォームしようと思ったきっかけは以下のようになっています。
・老朽化が気になる:52.7%
・テレワーク空間を快適にしたい:29.5%
・外出自粛中に家をキレイにしたい:20.5%
また、TOTO株式会社の「コロナ禍における生活意識と行動に関する実態調査」では、回答者の4人に1人はリフォーム意向がありました。
上記は持ち家を対象とした調査ですが、コロナ渦の自粛やテレワークで在宅時間や自由に使える時間が増えたこともあり、「より快適な在宅時間を過ごしたい」とリノベーションニーズは高まっています。
■リノベーションによって入居率・家賃アップが期待できる
アパートやマンションなどの不動産オーナーは、コロナ渦にリノベーションをすることで、入居率や家賃アップが期待できます。
人との接触機会が減り在宅時間が増えたことで「テレワークしやすい部屋に住みたい」「在宅時間が増えたので広い家がよい」「インターネット無料だと助かる」「料理がしやすいキッチンがよい」などを家に求める人が増えているからです。
そのため、壁に備え付けの机を作ったり、インターネット無料にしたり、キッチンの設備を充実させるなどのリノベーションを実施することで、多くのニーズに応えられるようになります。入居者満足度が高くなり、空室の発生を防ぎやすくなるでしょう。また、家賃アップも可能です。
□まとめ
コロナ渦で自粛やテレワークが多くなり在宅時間が増えたことで、家に対するニーズも変わってきています。より快適な在宅時間を過ごせるリノベーションを実施することで、賃貸需要が高まり、入居率や家賃アップが期待できるでしょう。競合物件との差別化にもなり、これまで以上に早く入居者が決まる可能性もあります。