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ジメジメ梅雨を乗り越える!リノベーションで湿気対策

ジメジメとして嫌な梅雨時期の悩みといえば、住宅にこもる湿気ですよね。とくに気密性が高いマンションでは、湿気がこもりやすく結露も発生しやすくなっています。結露は住宅の老朽化にもつながり、カビの発生原因にもなるため、家族の健康にも影響を与える可能性があります。そこで、快適な暮らしを実現するための方法として、リノベーションでの湿気対策が注目されています。具体的な対策や注意点をご紹介します。

 

■リノベーションでできる湿気対策

・風通しのよい間取りにする

湿気を溜めないためには、空気が循環できるように風通しを良くすることが重要です。戸建て住宅をリノベーションするなら、窓の配置や大きさを変えて換気しやすさを考えると良いでしょう。しかし、マンションでは窓の位置や大きさは変更できないことも多いので、間仕切りを設けない間取りにしたり、窓と換気扇の配置を考慮したりすることで、風通しの良い空間をつくることができます。

・湿気対策に有効な設備を取り入れる

最近では当たり前に設置されている24時間換気システムも、中古住宅やマンションでは付いていないことも少なくありません。湿気対策はもちろん、新鮮な空気を取り入れることは健康的にも優れ、ハウダストや化学物質を抑えたり、生活臭の排気にも効果的です。とくに湿度が溜まりやすい浴室には、換気扇だけではなく浴室乾燥機の設置がおすすめです。梅雨時期に洗濯物を室内干しすると、部屋も湿っぽくなりニオイの原因にもなりますよね。浴室乾燥機があれば、そのような悩みも解決されるでしょう。状況にもよりますが、比較的安価で工事も簡単なので、導入しやすいこともメリットです。

・湿気対策に有効な素材を取り入れる

吸湿効果のある天然木材のフローリングや調湿効果のある壁紙などを取り入れるのも良いでしょう。調湿性に優れた珪藻土を壁に用いることも、湿気対策として効果的です。壁や窓の断熱性を高めると、結露の発生を抑えることができます。リノーベ―ションの機に、窓まわりや壁面に断熱材をプラスしたり、窓ガラスをペアガラス(複層ガラスに)にすることで効果が期待できるでしょう。こうした対策は空調効率の向上にもつながるので、省エネ対策としても有効です。

 

日本の気候は多湿であり、とくに梅雨の時期は不快に感じることも多いでしょう。リノベーションで湿気対策を施すことはとても有効な方法ですが、日ごろから換気やこまめな掃除を行うことも大切です。家族みんなが健康的で快適な生活を送れるように心がけましょう。