理想の暮らしを実現するためにリフォームをしたものの、中には「こんなはずではなかった」と感じる結果になってしまうこともあります。
今回は、リフォームで後悔しないために注意したいポイントをご紹介します。

■予算を明確にする

工事内容にもよりますが、リフォーム工事の費用は決して安いものではありません。「工事を追加していたら予想以上の金額になった」というケースもみられます。
リフォームで家は快適になっても、経済的な面で生活を圧迫するようでは理想の暮らしとはいえませんよね。自己資金や今後の収入を考慮し、あらかじめしっかりと予算を決めておきましょう。
また、リフォームに伴い税金や申請費用などがかかることもあります。工事費用だけではなく、諸経費についても頭に入れておきましょう。

■優先順位を明確にする

家の老朽化や生活スタイルの変化など、リフォームを行う理由はさまざまでしょう。家族の理想を実現するために、やりたいことがたくさんあるかと思います。
しかし、限られた予算の中で希望をすべて叶えることは難しいかもしれません。そのため、家族でよく話し合い、優先順位を明確にしておくことが大切です。
優先したいこと、後回しにしてもいいことがはっきりしていれば工事担当者にも説明がしやすく、打合せもスムーズに進められるでしょう。

■将来を見据えて計画を立てる

生活スタイルが変わったからといって、人生の中でそう何度もリフォームできるわけではないでしょう。リフォームをするときは現時点での希望や不便さに目が行きがちですが、子どもが巣立ったあとや自分たちが高齢になったときのことも考えて計画することが肝心です。子供部屋をフレキシブルに使えるようにしたり、バリアフリーにしておくなど長期的な視点で過ごしやすい空間にすると良いでしょう。

■信頼できるリフォーム会社を見つける

リフォームを実際に依頼する会社選びも、とても重要なポイントです。
担当者はこちらの話をしっかりと聞いてくれるか、希望に沿ったものを提案してくれるか、工事費用は相場とかけ離れていないかなどを元に判断しましょう。事前に会社のHPなどで、同じようなリフォーム工事の実績やアフターサービスの体制を確認しておくのもいいですね。

リフォームをするときは決めることも多く悩むこともあると思います。まずは予算を把握し、家族でよく話し合い優先順位を決めることが重要です。迷ったときは、信頼できるリフォーム会社に相談してみると良いでしょう。