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断熱リフォームの4つのメリット

最近「断熱リフォーム」という言葉をよく耳にするという方も多いのではないでしょうか。国による省エネ住宅の推進、光熱費の上昇などの要因から、断熱リフォームは近年注目を集めています。今回は断熱リフォームの4つのメリットをご紹介します。

 

■家の中が快適になる

断熱性能を向上させることで外気温の影響を受けにくくなるため、室内の温度が保ちやすくなります。すなわち、夏の暑さや冬の寒さを伝えにくくし、室内の快適な空気が外に流出するのを防ぐのです。そのため、一年中快適に過ごせます。
心地よい空間がつくれることは、断熱リフォームの大きなメリットです。

 

■光熱費を削減できる

外気温の影響を受けにくいということは、空調が効果的に使えるため光熱費の削減につながります。夏にエアコンの設定温度をぐっと下げたり、冬に暖房器具の設定を強くすることも減るかもしれません。
少ないエネルギーで快適に過ごせるので、地球への負担も家計への負担も軽減できる嬉しい利点といえるでしょう。

 

■体への負担を軽減できる

断熱性能を高めることは、住まいに暮らす家族の健康面にも良い影響を与えます。断熱性能が不十分な家では、部屋ごとの温度差が大きくなります。そのため血圧の変動が激しくなり、ヒートショックのリスクが高まるといわれています。
特に高齢者の場合は、ヒートショックを起因とする死亡者数が交通事故よりも多いことが分かっており、決して軽視できません。家の中が快適な温度に保たれるので、近年問題視されている、室内での熱中症対策としても効果が期待できるでしょう。健康リスクの低減は、家族の安心感につながります。

 

■カビや結露を防ぐことができる

結露は暖かい空気が冷やされることで起こります。外気に触れている窓まわりで結露が起こりやすいのはそのためです。先述のように断熱性能を向上させれば外気温の影響を受けにくくなるため、結露の発生を抑えることができます。
断熱性に特化したガラスやサッシを使用したり、内窓を設置するなど窓まわりの断熱性能を上げると、より高い効果を得られるでしょう。結露はカビや腐食の原因にもなり、人の体や建物への影響も心配です。結露を防げば、そのようなリスクも抑えられます。

 

断熱リフォームがもたらす4つのメリットについてご紹介しました。断熱リフォームは、快適な空間をつくりだすだけでなく、人の健康や建物の健康にも良い効果が期待できます。
毎日を快適に過ごせる住まいは、家族の笑顔にもつながるでしょう。